カテゴリー別アーカイブ: 女優

邦画は見ない主義だった

審査委員長だったらしいケイト・ブランシェットがぎゃあぎゃあ言ってたんで見てきました。ストーリーは凡庸で、監督らが色々と小細工しているシーンが多く見受けられるフツーの邦画。ただ、初めて目にした安藤サクラ(妻の信代役)の演技が凄すぎた。旦那の治(リリー・フランキー)が拾ってきた小娘と接するとき、常にしゃがんで視線を揃える様が自然すぎる。縁側で小娘を後ろから羽交い締めに抱擁するシーンが切なすぎる。審査委員なんて、日本の事情に詳しいわけもなく、字幕を介して流れを掴んでいく以上、万国共通の哺乳類が有する愛情表現、いや肌の触れ合いかたの出来映えは重要となる。信代が旦那を誘うシーンも凄かった。あんな事をされたら、如何に疲れていようと応じます。どんな男でもね。ちょっと待てよ、演技派であるはずの樹木希林(祖母の初枝役)が並みに見えてたというのも、信代の出来映えの凄さだったのかも知れない。結果として最大の見せ場になってしまった信代が泣くシーン、胸が掻きむしられた。近年稀にみるシーンだった。日本語が分からなくたって、字幕の出来が悪かったって関係ない。ただ見ればわかる、その凄さが。 何度も書くけど、ストーリーは凡庸で洒落たセリフも見当たらない。ミエミエの小細工に落胆したって、この映画には安藤サクラがいる。パルムドールの価値も分かりませんが、賞は作品がとったのではなく『安藤サクラがとった』と言って良いと思う。よかった。

このオンナ最高です

今年一番の恋愛ものは”The Shape of Water”だと考えていた。この映画を見るまでは。恐ろしいことに主要キャストは3名だけ(前述の”The Shape of Water”でさえ6名いたのに)。ましてやアクションや濡場も無し(R指定じゃない)。映画マニアでもないんで、出演者の顔ぶれ見ても、監督の名前見ても、誰だか分かりゃしない。けれど、何度も見直す価値のありそうな映画のようだ。聖書を読み込んだ者でないと気付かないであろうメッセージが散りばめられている気もする。信じられないくらい低予算で出来てそうなのに、想像も付かない深みがある。脱帽です。高名な服飾デザイナーの男と、嫁にもいかずピタリと寄り添う姉、そこへ純朴な娘アルマが加わる。職業柄か、男は若くてスタイルの良い女性を囲う。しかし、女性が我を出して男を束縛しようと行動に移せば、姉が屋敷から追い出す。そして男は次の女性を探しに出かける。これが何度も繰り返されていたのであろう。新たに見初められたアルマは、玉の輿という概念すら希薄で純粋に男の才能に惚れていく。しかし、この男、自己のスタイルを絶対に崩さない。常に女性と接していたはずなのに、独身期間の長かった男特有の行動様式をとり、姉も全面的に同調した姿勢をとる。

では、玉の輿アルマは大人しかったのか?いいえwガンガンと攻勢に出るも各個撃破。それでも諦めない。終盤、男の方が参ってしまい、姉に直談判する。アルマのせいで仕事に支障をきたしていると。しかし、姉は動かない。そう、姉はアルマを家族同然とみなし始めていた。

Phantom Thread .2017

男が陥落したシーンも凄かった。カウントダウン・パーティーに一緒に行こうと提案するアルマ。行きたきゃ勝手に行けばいいと言い放ち、にべもない男。でも男は不安に駆られ、家を飛び出していったアルマを追って会場に行く。高所から喧騒の渦にいるアルマを見つけ人混みに分け入る男。ようやくアルマの目の前に辿り着いた時、アルマは喧騒を離れ独りでたたずんでいた。その時、追ってきた男に見せるアルマの素顔を目撃した観客は確信したはずだ。この男は完落ちしたぞ!とね。この女優、新人さんらしいが完璧です。あんな寂しそうな顔を魅せられたら、平常でいられる男なんぞいない。いちど、毒キノコのエキスを飲ませて体調を崩した男を看病するシーンも凄かった。男のいる寝室では靴を脱ぎ、ただ献身的に手を握るアルマの側をカツカツと耳障りな靴音を響かせながら連れてきた医師の診察を受けろという姉。一歩間違えれば「ワタシのオトコ」とのたまわった阿部定と変わりないが、男との距離感は確実に姉を抜き去った。ラスト、キノコ料理を男にふるまう。男の大嫌いなバターでソテーする。いつもイラつかせていた騒々しい水の淹れ方。そして、何が起きようとも献身的な看護をすると言って料理を差し出す。食うのか?見ている全ての観客が思ったであろう。男は食ってみせた。シーンが変わり、背中を丸めて座っている男。膝上には洗面器。もしもの時のために医者を呼んでおいてくれないかと男はアルマに伝える。膝をついて男の正面で話を聞いたアルマは、何が起きようと献身的な看護をすると答える。男は一服盛られた過去を知ってた上で、大嫌いなバターでソテーされたキノコ料理を食ったことがわかった。さらにシーンが変わり、ベンチにたたずむ男と姉、そこへベビーカーと共にアルマが合流する。ルックスだけで見いだされ邸に招き入れられたアルマが完全に主導権を握るまでの全記録w。まさに最高のオンナでした。 過去ブログ:2016年4月4日 結婚へは歩け、離婚へは走れw

ラストネームの哀愁

Jessica Chastain の怪演に舌を巻く。まさに千の表情を自在に繰り出せる女優です。過去の作品(The Martian.2015/Zero Dark Thirty.2012)のイメージとは異なり、役作りの為にふくよかな容姿で臨んでいる。紛れもなきプロ。実話を基にした役柄は、典型的なヤドカリ女(笑。男は単なる道具でしかありません。今の男を見切ったら次を物色し始め、見つかれば乗り換えのチャンスを伺う。とても優秀なサイコパス経営者の資質あり。無から有を生むビジネスには必要不可欠なのでしょうが、反撃を食らう可能性の高い世界でもあり対応を誤れば傷だらけ。これだけでも見応えあるのに、父親役が Kevin Costner 。
天から子供を授かると、人生を人質に取られたようなもの。映画の中の話ではないですが、家庭が壊れ親権争いが起これば『お腹を痛めてない方が不利』となり、更に生き別れに発展してしまえば、一生うなされ続ける人生が続く事になる。

Molly’s Game.2017

ヤドカリ女の持ち得ない共感力を冷徹に写っていた父親が実は持っていて長いこと苦しんでいた。冷静沈着だったはずの父親が弱い面を見せる。お腹を痛めてなくても子を想う感情は芽生えるんです。割と楽しめる映画ですが、日本独自の封切り時期設定は止めませんか?ネット上では既に映画データーが流通している最中に封切るって変だと思いますよ。

女のことばかり考えてしまう

同僚に「女ってのは~(趣味が下等だとか云々)」「女ってのは~(マスゴミを鵜呑みにするとか云々)」といつも言っている男性社員がいた。BRTJd74CYAAmBPp.jpg_large注意しても「だから女ってのは!」とヒスるだけで会話にならない。だから皆ハイハイって感じで聞き流していた。ある日、別の男性社員が感心した顔つきで『おまえの頭の中、ほんっと女ばっかだな。』と言った。そしたら言われた男性社員は真っ赤になって口ごもり、逃げて行ってしまった。皆唖然。そうか、そう反論すればよかったんだと以後は「また女の話?女で頭一杯なんだな」「仕事中に女の話ばかり…恥ずかしくないんですか」と皆で言うようになった。最近は女のおの字も言わない。とても平和。参照記事 また良文の転載です(笑。

これはアリです

エンジニアのニール(ベン・アフレック)は旅行で訪れたフランスのモン・サン・ミッシェルで、シングルマザーのマリーナ(オルガ・キュリレンコ)と出会い付き合うことになる。アメリカで一緒に暮らし始めた二人だったが、やがて心が離れていくように。そんなある日、ニールは学生時代の友人ジェーン(レイチェル・マクアダムス)と久しぶりに会い、やがて彼女に心の安息を感じるようになり……。参照記事 ブロンド代表のレイチェル・マクアダムスを限界ギリギリまでチューンしたって、オルガ・キュリレンコの引き立て役でしかない。凄まじいまでの美貌を見せつけられる映画だが、それ以外は本当に何もない。あのベン・アフレックですら養分です。よくこんな企画が通るよな。

To The Wonder .2012

To The Wonder .2012

その昔、トム・クルーズ主演のオブリビオンで中途半端な印象を受けた女優なんだが、モデル出身の彼女には、学問として演劇を学び舞台に立つ女優とは違って、波長の合った監督の指示のもと徹底的に魅せる場をセッティング出来れば素晴らしい結果を引き出せる素材みたいです。ただ、映画的には散々な評価しかなく、興行的にもオワンコだったと推測できる。ちなみに、ビーチク拝めます(笑。 過去ブログ:2014年5月5日 ジョンブル魂は永遠に不滅です

毎日新しいことが起こる。これは神の贈り物

割と素敵な映画でした。vlcsnap-2016-04-14-22h21m52s169基本、フランス映画は避けてたんですが、最強の二人(原題:The Intouchables)を見てからは、努めて覗くようにしてます。今回の映画(原題:De rouille et d’os、英題:Rust and Bone、邦題:不明w)、主演女優(Marion Cotillard)の体当たり演技が素晴らしい。爆乳です(笑。過去に二作観てたんで(Public Enemies .2009 / The Dark Knight Rises .2012)イメージが固まってたんだが、嬉しい誤算です(笑。不運な事故で両脚を失い、失意の最中、住む世界の全く違うロクデナシの漢と知り合ってから、ズンズンと未知の世界に突き進んでいきます。

De rouille et d'os .2012

De rouille et d’os .2012

目を背けることなく、彼女は全てを受け止めるように努めます。完璧でない人間同士が織りなす世界観、素晴らしい映像と音楽、多彩なキャスト、すべてが上手く噛み合った過不足ない仕上がり。制作側の意図を汲めたとは言わないけど、グッとくる良作であるのは間違いない。

メキシコの警察犬は辛さに耐性があるのか?

脱獄し半年にわたって逃亡した末、今月8日に再び身柄を拘束されたメキシコの麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)受刑者は今、vlcsnap-2016-01-17-20h33m30s241刑務所で毎日、「K9」と呼ばれる警察犬たちが毒味した食事を食べている。何者かに毒殺される恐れがあるためという。グスマン受刑者は、昨年7月にトンネルを通って脱獄した警備態勢の厳重なアルティプラーノ(Altiplano)刑務所に再収監された。グスマン受刑者は、さらなる脱獄を防ぐため再収監されてから既に11回も独房を移されている。再収監された際のグスマン受刑者は意気消沈した様子で、最初の聴取で疲れたと訴えたという。同受刑者は現在、刑務所が与えた小説「ドン・キホーテ」を読んでいるという。参照記事

Sicario .2015

Sicario .2015

よくわからないんだが、中米のメキシコは辛い食事を好むくせに、南米の最北コロンビアは甘味料を強烈に使う。エスプレッソを飲んだ時、あまりの甘さに涙が出たよ。 そんなことよりエミリー・ブラントの最新作、駄作に近いけど可愛いから全てが丸く収まる。めでたしめでたし(笑。 過去ブログ:2014年7月20日 集団的自衛権行使反対派による徴兵制キャンペーンを考えてみた

私たち日本人がなぜ巻きこまれるのか

Mother and Child .2009

Mother and Child .2009

朝日新聞は慰安婦問題の責任を感じるなら、「自発的に」慰安婦基金の10億円を拠出し、彼らが繰り返し唱える日韓友好のために行動してほしい。可能なら、同じようにキャンペーンを張った北海道新聞もある程度負担してほしい。そして、この問題は、騒動が大きくなるさいに、これで儲けようとしたのか売名をしようとしたのか、左派弁護士界隈の蠢動が目立った。その中心の一人である福島みずほ社民党参議院議員と左派弁護士も「自発的に」負担してほしい。そもそも私たち日本人の大半に、この騒動の責任はないのだから。 この問題は、火のないところに朝日新聞などの誤報、さらに福島みずほ社民党代議士などの策動によって、大きくなった事件である。それを利用して外交問題で、韓国政府に言いがかりを付けられた。それに日本が譲歩するのは非常に腹立たしい。参照記事 参照記事 ナオミ・ワッツの美貌は万人が認めることであろう。また脱ぎっぷりも素晴らしいものがる(笑。ところが、入れ乳感が半端ないと思うのはオイラだけであろうか? 虚勢を張ると損するんだけどね。本当に残念。

ファン・ビンビンの花魁風中国歴史ドラマが放送中止に=高すぎた露出度を慌てて修正

e944c2b2B0ZRbnLCUAIXa6_中国の最新ドラマ検閲がなかなか笑える事態となっています。湖南衛星テレビでは12月21日から時代劇「武媚娘伝奇」の放送を開始しました。中国唯一の女帝・武則天(則天武后とも。現在は武則天と呼ぶのが一般的)を題材にしたドラマで、主演はアイアンマンやXメンなどハリウッド進出も目覚ましい中国のトップ女優ファン・ビンビン。ところが放送開始からわずか1週間で「技術的な原因」により放送が一時中止となりました。で、この「武媚娘伝奇」ですが、数日のお休みを経て1月1日から放送が再開されました。「技術的な原因」とはなんだったのか、その答えも明らかになっています。答えは露出度、でありました。なぜわかったのかというと、1月1日以降の「武媚娘伝奇」からはファン・ビンビンの胸が消えたから。ともかく顔のアップを映し、首から下は映さないという荒技で、テレビ局側は突貫の修正を成し遂げたそうです。唐代の服装は「中国歴代王朝露出度ナンバーワン」の誉れが高いのですが、確かにやり過ぎ感は否めないかも……。ラブシーンだけではなく、後宮での女の陰謀バトル、イタリアの仮面舞踏会チックな仮面、日本マンガの花魁チックな衣装、カンフー、拷問と盛り上げる要素満点なのであります。4c256309-sファン・ビンビンの「乳溝」(胸の谷間)が見られなくなったことに怒った中国ネットユーザー。今後は毛沢東の半裸写真も顔面アップにするべしと主張。中国のドラマは放送前に検閲が入るのでこういう事態は珍しいのです。あるいは本放送を見た偉い人が「あれ、ちょっと見えすぎじゃないの」と言ったですべてがひっくり返ったという可能性も。タランティーノの映画「ジャンゴ 繋がれざる者」も第1回上映が始まった後に公開一時中止が決まるというドタバタぶりだったのですがやはり偉い人の一言が原因だったようで、ありえない話ではありません。参照記事 毛沢東の半裸写真を顔面アップにするべしとの主張には同意する(笑。

米政府が軌道修正 戦後70年談話の首相発言を「歓迎」

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Transporter .2008

Transporter .2008

米国務省のサキ報道官は6日の記者会見で、安倍晋三首相が年頭記者会見で語った戦後70年の首相談話に関する発言を歓迎した。サキ氏は5日の記者会見で発言への評価を避け、過去の談話の継承を促していたが、軌道を修正した。新たな談話に懸念を示したと受け止められることを避ける狙いがあるとみられる。首相は5日、「先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、アジア太平洋地域や世界にどのような貢献を果たしていくか、英知を結集して書き込みたい」と述べた。サキ氏は前日の記者会見での内容を「言い直したい」と前置きし、「歴史問題での前向きなメッセージと戦後日本の平和への貢献を含んでおり、歓迎する」とした。サキ氏は5日の記者会見で、過去の植民地支配と侵略を謝罪した平成7年の村山富市首相談話や慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話を挙げ、「(両談話による)謝罪は、近隣諸国との関係を改善しようとする日本の努力の中で重要な節目となった」としていた。参照記事 赤毛の女といえば、「ジュリア・ロバーツ」が有名だが「ナタリア・ルダコーワ」という選択肢もある。参照記事 サキちゃんも、左巻きに利用されるのが分かったんで訂正したようなんだが、黙殺されたようで(笑。