すぐキレる・妻よ見習え・LED

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Coldplay Walk On Stage XyloBands

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久米宏のラジオ聞いてたら、ノーベル賞・中村修二氏の「怒り」の話だった。日本では信号機をメンテナンスする会社は独占企業だから法外な金額を取っていて、その会社は例によって警察官僚の天下り先。日本中の信号機を寿命の長いLEDに変えることで甘い汁を吸っている連中に仕返ししたかった、と。参照記事 参照記事 当時は製造業の海外移転が本格化してなかったんで、日本語での製品仕様書が出回っていたのを記憶している方々も多いと思う。特に、一摑みナンボの商材に失望してた総合家電メーカーは完全に出遅れてたんで日亜化学(以下、日亜と記す)に勝機はあった。しかし、前述の製品仕様書の半数以上が日亜でなく『豊田合成』であり、市場独占は叶わなかった。豊田合成とは、あのトヨタの系列で、中村氏以外の2名の受賞者と同じ中京地区の(直前までは畑違いの)巨大企業である。では、豊田合成は青色LED素子を販売するにあたり特許料を日亜に払っていたのか?否、法的に支払義務が無かったはずである。論文を読めば光らせるためのコツが掴めたし、実現する手法が唯一無二でない事も判らない面々ではなかった。結果、日亜の特許請求範囲はザルと化す。化合物半導体業界の設備投資額とは半導体集積回路屋から見れば微々たるものであり、中小企業が活躍できる素地はあった。にも拘らず、初期段階からシェア争いを強いられる状況に陥る(それも大企業と)。これでは、創業者利益が無くなってしまう。世紀の大発明をやってのけた男が、塵のように小さな市場でしかない日本の信号機メーカーとの商談を覚えているとか喜劇でしかない。ここから先は蛍光体を介して白色化を目指すべく外部の力が必要となる。青は赤字でも白で元を取れると豊田合成は考えたかもしれない。液晶バックライトのシェアさえ押さえれればチャラに出来ると。だが、日亜には財力と胆力は無かったような気がする。我々が市場で目にした青色や白色LEDの対価すべてが日亜には流れなかった。世紀の大発明の報酬を優秀な社員に与えられる原資を日亜は持てなかった。一太郎でジャストシステムは大きくなったが、日亜はLEDで大きくなれなかった。この理由が知りたいために氏は訴訟を起こし、日本にいられなくなったとも言える気がする。唯、中村氏は幾ばくかの金を掴む事が出来たが、この騒動で更に負債を増やした連中が沢山でた現実はニュースにもならない。

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