罠を仕掛ける者は、罠に落ちるであろう

「ロシアはアサド大統領個人を支持しているのではない。ロシアが支持しているのはシリアとの友好関係だ。この関係はアサド氏が大統領になった時に生まれたものではない。vlcsnap-2016-02-06-09h51m19s432我々はただ現時点ではアサド氏以外にシリアに別の合法政権は一切ないということに立脚しているだけだ。彼のことが気に入ろうがなかろうが、アサド氏は現大統領だ。もしアサド氏をこの構造から引き抜いたら、そこではカオス(混乱状態)が発生するだろう。我々はリビアで起こったように、それを国がバラバラになった中東諸国を例に何度も目にしてきた。」参照記事 メドヴェージェフ首相の話しは筋が通っている。 また、ロシアと共にシリアのアサド政権を支援するイランに対し、サウジはアサド政権に対抗する反体制派を支援している。サウジのジュベイル外相は、アサド政権が過激派組織IS(イスラム国)の活動を容認し台頭を招いたと主張。「アサド氏が去らなければ、ISに対する勝利はない」と述べた。これに対し、イランのザリフ外相は「われわれは宗派対立など望んでいない。(勝つか負けるかの)ゼロサムゲームをしてはならない」とけん制。イスラム教スンニ派の盟主サウジが、シーア派のイランをシリアなどから排除しようとしているとの見方を示した。両国の対立は、サウジが国内のシーア派指導者を処刑したことで激化。イランで群衆がサウジ大使館を襲撃し、サウジが断交に踏み切り現在に至っている。参照記事

The Runaways .2010

The Runaways .2010

アサド政権を支えるロシアとイランは、ISだけでなく反体制派の掃討作戦を継続中である。これらの武装勢力を支援する連中は、内政干渉という言葉を理解できない模様である。すでにトルコは、米軍の承諾を得ない越境空爆を実施しているようで、偶発的な軍事衝突は避けられないと思われる。参照記事 次の戦禍はトルコかもしれない。

 
【追記】オバマ米大統領は14日、ロシアのプーチン大統領とシリア情勢について電話会談し、ロシアがアサド政権支援のために行うシリア反体制派の穏健派組織への攻撃を停止するよう、あらためて訴えた。参照記事 トルコにはNATOの核爆弾「B61」が80発ほど配備されていると言われ、開戦になれば核兵器が使われる可能性が高い。中性子爆弾の使用も十分にありえる。世界はそうした危機的状況にあるのだが、日本では多くの人が無頓着なようだ。参照記事 門外漢でもヘタレなオバマ、常に好戦的なNATOとトルコのエルドアンの言動は予想できるが、最近のケリーの言動には困惑させられる。過去ブログにも載せたように、トルコの保有する核の懸念が浮上してきた。オバマでは制御できないであろう。危険である。

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