効率アップは期待薄

ハーバード大学で応用物理学を担当している教授(David Keith)の名を使って書かれた記事にケチをつけてみようと思う(笑。 福島の原発が破裂する前に太陽光パネルを市場に提供していた企業は、主にシャープと京セラ。当時の太陽光発電とは『訪問販売の商材』。民家を回るシロアリ駆除を生業としていた業者らが、信販会社とタッグを組んでNEDOの補助金に依存したビジネスモデルを展開していた。震災後、某携帯電話屋が法外な買取価格制度を獲得して始めた新事業に加担したのは、前述の2社と中国企業だけ。なぜ他の日本企業は太陽光パネルを製造しなかったのか?理由は簡単。意味無いから。20130719_674561「光電効果」が確認されてから、理論限界に肉薄した太陽電池が試作された時期が何時だと思ってるの?たったの数年後だぞ。コストが下がっているのは、耐候性を必要とする封止コストと人件費のみであって、物理的に発電効率アップを狙うなら全く別の新発明が必要。もう、技術革新の見込めない値段勝負の世界だ。現に、ドイツのQセルズとシャープは中国勢に駆逐されてしまった。寸法などの国際標準は無いみたいだが、60セル(太陽電池60枚を直列接続したもの)が、タタミ1畳相当のサイズで流通しているようだ。太陽電池が決定的に致命傷なのは、60セルでの出力電圧が30V前後でしかない点。つまり太陽電池は、乾電池と同じ電圧を得るために3枚も直列接続しなければならない。効率改善のためには取り出せる電流値を上げる必要があり、高価な電線(銅線)径の拡大を招く(どのみち、どっちも無理w)。今の太陽光パネルは8A前後取り出せるようだが、電子レンジ動かすだけでパネル3枚(タタミ3畳相当)分も占有するし、ドライヤーで髪を乾かす時はパネル7枚分も占有する(当然、他の電気製品は別枠w)。実際に太陽光パネルを施工した経験のある方なら分かるでしょうが、テスターで太陽光パネルの開放電圧を計ると、薄い雲の流れなどにも敏感に反応して電圧値がバタバタ動く。太陽光発電の擁護派らは、確立した電力値(W)を叫び電力量値(Wh)を絶対に語らない(笑。断言しますが、太陽光発電で原子力発電の置換は無謀であり、環境に配慮して(代用にかなう)火力発電を推せなかった戦略ミスを認め、軌道修正をしてもらいたいものです。 流れで、蓄電池にも言及しましょう。資金にゆとりのある役所が「NAS電池」なんかを施工している。安価な深夜電力で充電し、昼間の電力需要が高い時間帯に放電させ、社会に貢献するという名目で(爆笑。【昼も夜も火力で賄ってる状況下、深夜電力割引を継続するから滑稽なことが起きてしまう。】さて「NAS電池」ですが、高圧受電する電気室に制御盤は設置しても、巨大すぎる蓄電池部分は屋外設置。その双方を繋ぐため、男性の腕ほどの太さの低圧電線(銅線)が複数本も走ることになる。非常に高価な電線単価と、大半が人力に頼る施工費の総和は凄まじいです(笑。まぁ、除染事業と同じ失業対策なんでしょう。 蓄電池も太陽電池と同じ致命傷(電圧値が低い)を持っており、電力業界に適応させるには無理がある。 過去ブログ:2016年4月25日 ちょっと違うよね :2016年4月7日 人間は、他人のささやかな皮膚病は気にしても、自分の重病は目にはいらない

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です