ラストネームの哀愁

Jessica Chastain の怪演に舌を巻く。まさに千の表情を自在に繰り出せる女優です。過去の作品(The Martian.2015/Zero Dark Thirty.2012)のイメージとは異なり、役作りの為にふくよかな容姿で臨んでいる。紛れもなきプロ。実話を基にした役柄は、典型的なヤドカリ女(笑。男は単なる道具でしかありません。今の男を見切ったら次を物色し始め、見つかれば乗り換えのチャンスを伺う。とても優秀なサイコパス経営者の資質あり。無から有を生むビジネスには必要不可欠なのでしょうが、反撃を食らう可能性の高い世界でもあり対応を誤れば傷だらけ。これだけでも見応えあるのに、父親役が Kevin Costner 。
天から子供を授かると、人生を人質に取られたようなもの。映画の中の話ではないですが、家庭が壊れ親権争いが起これば『お腹を痛めてない方が不利』となり、更に生き別れに発展してしまえば、一生うなされ続ける人生が続く事になる。

Molly’s Game.2017

ヤドカリ女の持ち得ない共感力を冷徹に写っていた父親が実は持っていて長いこと苦しんでいた。冷静沈着だったはずの父親が弱い面を見せる。お腹を痛めてなくても子を想う感情は芽生えるんです。割と楽しめる映画ですが、日本独自の封切り時期設定は止めませんか?ネット上では既に映画データーが流通している最中に封切るって変だと思いますよ。

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