もう一つ驚いた話を・・・・・

アラビア語メディアやイスラエル紙のネットは、ネタニアフ首相がスルタンの招待で、秘密裏に27日オマーン(勿論両国間には外交関係はない)を訪問したと報じています。それによると、ネタニアフは夫人及びモサッド長官その他を帯同しオマーンを訪問し、スルタンカブースと会談した由。勿論会談の中身の詳しいことは不明だが、主要な問題はパレスチナ和平で、和平を促進する方策について話し合われたとの共同声明が出された由。また今週初めにはパレスチナ暫定政府のアッバス議長が3日間の日程で訪問している由。取りあえずの情報としては以上ですが、これを報じるメディアはいずれも歴史的な訪問としています。また、ネタニアフの訪問に先立ちアッバス議長が3日間の日程で訪問していることは、スルタンは彼の意向を踏まえて(PLOの意見の橋渡しをしたことは確実でしょう)イスラエル側と話し合ったわけで、その意味では非常にまじめな試みかと思われます(何しろ、トランプの世紀の取引」とやらがイスラエル側だけの立場に立ったもので、パレスチナ、アラブの反発を買って、何処かへうさん霧消しかかっているだけに、中東和平プロセスを救おうとして、オマーンが出てきた者でしょうか)参照記事 参照記事 何かが起き始めているのでしょうか?サウジの大失態にトルコが乗じて発言権を増しており、米国とも共同歩調をとり易い立ち位置を確保しました。またイスラエルは、ロシア軍の偵察機撃墜の首謀者と目される立場であり、シリアにちょっかいを出していたであろう黒幕が身動きできな状況にある。シリアに平和が訪れて誰が喜ぶかというと、プーチンの顔を思い浮かべてしまう。初代アサドが人類の敵であったのは間違いなさそうですが、世襲後にあそこまで主権侵害する権利は何処の国にも無いと言い切れる。ひょっとすると、米国がグチャグチャにしたイラクも安定がもたらされるのかもしれない。両国に平和が訪れれば、バクーとイランの原油を地中海に注ぐパイプライン構想が実現できる。そうなれば、グルジア(現ジョージア)やトルコの機嫌を伺う必要は無くなるし、イランは安心してペルシャ湾(のホルムズ海峡)を封鎖できる(笑。大使が殺害されたり、数多くの将兵を失っても激昂して来なかったプーチンに勝ち目が出てきた感がある。好むと好まざるに関わらず、ガザ地区の未来は暗い。ソ連崩壊時に自称ユダヤ人が多数イスラエルに潜り込み、今では重要なポジションについているはずだ。このままサウジにつられて米国も沈んで行くのなら、中東の力関係は面白くなってくると思う。

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