ウナギに関する日本メディアの報道

unagipanつい最近まで、「ウナギ豊漁→安くなる」と楽観的な報道を繰り返していた日本メディアなのですが、IUCNの日本ウナギをレッドリストに掲載するかもしれないという情報で、「規制されると値段が高くなる」という論調に逆転しました。目先の価格以外に考えることは無いのでしょうか。かば焼きで日本人になじみ深いニホンウナギについて、国際自然保護連合(IUCN)は、12日に発表する、生物の絶滅危機に関する情報を紹介する「レッドリスト」改訂版に掲載する方針を固めた。絶滅危惧種として指定する見通し。売買や食べることの禁止に直結するわけではないが今後、国際取引の制限などにつながる可能性が高まる。ウナギ漁獲量が激減しているグラフを掲載しながら、資源の枯渇ではなく、国際取引制限を心配しているのが不思議な感じですね。参照記事 絶滅危惧種になると、国際取引が規制される可能性が高まる。国内に出回るウナギの大半はこの種類で、親ウナギや、養殖に使う稚魚の多くをニホンウナギの輸入で賄っており、さらなる品薄や価格の高騰が避けられなくなる。参照記事 去年の記事ですが、同じ記者が同じ論調で書いています。ニホンウナギが絶滅の恐れがある野生生物に指定される可能性が出てきた。世界の科学者らで組織する国際自然保護連合(IUCN)が12日に公表するレッドリストの最新版で、ニホンウナギが絶滅危惧種として追加されそうだからだ。指定されれば国際的な輸出入の規制につながる可能性もあり、ウナギの卸業者からは取引価格の上昇を懸念する声も出ている。日経新聞も、持続性ではなく価格の心配ですね。参照記事 ニホンウナギの稚魚シラスウナギの養殖量が回復している。日本をはじめ、中国、韓国など周辺国・地域も好漁で、輸入分も含めた養殖池への「池入れ量」は前年の約1.8倍。取引価格も大幅に下落した。ただ、消費がピークを迎える7月29日の「土用の丑(うし)の日」に、ウナギが値下がりするかどうかは不透明だ。また、水産庁は「直ちに資源量が回復したと判断するべきではない」として資源管理を徹底する構え。うなぎ料理店でも「(値段の判断は)もう1年様子を見てから」との声も上がる。参照記事 おなじく関心は値段の時事通信ですが、「安くなるかはわからない。まだ様子見だ」と、慎重な姿勢です。資源については水産庁がまともなことを言っています。漁獲が激減しているのに、取り上げるのは目先の価格のことばかり。これでは、ウナギが無くなるのは仕方が無いことだと思います。参照記事 国内を規制しても、ヨーロッパ・ウナギが狙われるだけだし、海外での乱獲は規制出来ない。だからといって、関税をかけるのもスマートじゃない。もう、出口で規制をかけなきゃ【ホロコースト】になっちゃう。時限立法で、ある種の消費税的に「ウナギ税」をスーパーや飲食店に課すしかないでしょう。スーパーで蒲焼きを買ったり、飲食店で食べる毎に「3千円徴収する」とか。じゃないと絶滅しちゃうぞ。

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